会場以外からも反響続々!
ゴー宣道場in横浜
「ウクライナ戦争と国際法の行方」
札幌PVから、突撃一番さんの感想を
ご紹介します!
「いつかロシアが変わると期待するのではなく、これからも変わる見込みのないロシアとどう向き合うか、しっかり考えなければならない。」
グレンコ・アンドリー新著『ロシア・ウクライナ戦争の行方』p92、93より
まるで、今回の井上達夫氏の分析とは正反対の立場から「ロシア国民をナメるな!」と主張しているかのようで、非常に興味深い記述だったので、ひとまずここに挙げさせていただきました。
同著によると、元々歴史的に帝国主義・領土拡張主義的な気質が強いロシア国民の間では、90年代の比較的民主的だった時代にあっても、自由・民主主義的な政党は常に支持率が低く、常に帝国主義的な候補者同士が争う、という状態だったようです。
また、彼等にはソ連崩壊後から一貫して「ロシア人とウクライナ人は同じ民族であり、もう一度一緒になるべきだ」という共通認識があり、「祖国防衛戦争」を戦っているという意識が強いせいか、ウクライナ侵略開始後も、ロシア軍への志願者は後を絶たないそうです。
実際問題として、現状のロシア兵、或いは兵士を送りだす側である家族・親類・友人も含めたロシア国民の、この戦争に対する “士気” はどれ程高いのか、本当に井上氏が分析するように、徴集兵が前線に駆り出されたくらいで反戦運動が激化して、終結への糸口になるのか、私には正直、素直に納得がいきませんでした。
「あいつらの士気は低いから、戦死者増えたら厭戦感も拡大するだろう」みたいに決めつけてかかる事は出来ないという意味でも、「ロシア国民をナメるな」とは、実に “言い得て妙 ”な表現ですね。
いずれにしろ、YouTubeその他でロシア国民に対して、直接訴えかけるという事には賛成です。
また、西側諸国の軍事支援が Too Little Too Late だというご指摘も、誠にその通りだと思います。
北朝鮮なんか、砲弾100万発の提供は勿論のこと、ロシアとパートナーシップ条約は結ぶわ、実際に「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」までやってのけるわで、独裁国家同士が見せた緊密な連携プレーを、自由民主主義国家も少しは見習ってほしいものです(笑)
北朝鮮兵の戦術がいかに杜撰だからとて、実戦を重ねて行けば成長する事もあり得るんだから、それすら出来ない我が国のヘタレっぷりは、北朝鮮以下。非常に情けない限りです。
これも井上氏とは真反対の立場からではありますが、私も徴兵制を、実現すべきだと思っています。
敵をナメてかかって、戦況が有利に運ぶ事など一つも無い。
それだけは確実な戦訓だと思います。
p.s ゴー宣DOJO札幌PV、楽しかった〜!!
皆さんありがとうございます!
確かに私も会場で、
もしこの場にグレンコ氏がいたら、
異論を唱えるんじゃないかな~と
思いながら聞いていたのですが、
それはもう間違いなさそうですね。
そして、これはまさに当事者の分析であり
決して軽視できないものだと思いました。
日本にとっては、より厳しい分析なのですが、
やはりこういう場合は最悪の想定をしておく
べきだと思いますので。




















